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2014年04月22日

「 ことば食堂へ ようこそ! 」文化庁

「ことば食堂へようこそ!」では、
2000年〜2012年度の文化庁「国語に関する世論調査」を基に、
慣用句等を本来の意味で理解している人と、異なる意味で理解している人で、
コミュニケーション上の齟齬(そご)が生じる場面や、
異なる意味が生まれた背景等を動画で紹介。
各話は約4分で、台本や解説についてもサイトに掲載している。

 第1話の言葉は「役不足」。
本来の意味は「本人の力量に対して与えられた役目が軽すぎること」だが、
同調査によれば「本人の力量に対して役目が重すぎること」
と理解している人の方が多いという。
第2話以降は「煮え湯を飲まされる」「敷居が高い」「奇特」「気が置けない」
などが予定されている。

  ・ ・ ・ ・ ・

「 役不足 」 は、私も、役に対して、自分の能力が 不足している、
と 思っていました。
最近、日本語が 乱れている と思っていましたが、
自分自身も 言葉の本来の意味を よく知らないようです。
posted by いさはやせいかつ   at 12:48 | Comment(0) | 名言・格言

2014年04月19日

松下幸之助 氏 フェイスブック 4/19-2

一流の人材ばかり集めると 会社はおかしくなる。

世の中、賢い人が揃っておれば

万事上手くいくというものではありません。

賢い人は、一人か二人いればたくさんです。
posted by いさはやせいかつ   at 18:53 | Comment(0) | 名言・格言


松下幸之助 氏 フェイスブック4/19


賛成する人にも感謝、反対する人にも感謝。
posted by いさはやせいかつ   at 18:49 | Comment(0) | 名言・格言

《父親からありがとう》 今週の倫理868号
四月のテーマ 言葉の力

都内で中学校の校長をしていたY氏は、A中学校への赴任が決まりました。
その学校は荒れていて、まともに授業ができる雰囲気ではありませんでした。
不登校の生徒にも、教師がきちんと対応していない状況でした。
山積する問題に、〈大変な学校に赴任してしまった〉と思ったY氏。
実は、家庭の中にも問題が生じていたのです。
家族は五人、妻とはほとんど会話がなく、年頃の子供たち三人とも、
親子の会話らしい会話はありませんでした。
ある日、倫理を学んでいる知人とばったり出会い、講演会に誘われました。
テーマは「よみがえるか家庭」というものでした。
家庭の不和を抱えていたY氏は、講演会に参加しました。
参考になることはいくつかありましたが、その中でも、
「『ありがとう』の力」という話が印象に残りました。
家に帰ると、妻から「○○さんから電話があった」とつっけんどんに言われました。
いつもなら、「うん」や「ああ」と返すところです。Y氏は講演を思い出し、
「ありがとう」と返事をしました。
食事の時も、「取り皿をくれるかい?」「はい」「ありがとう」。
「お醤油とって」「どうぞ」「ありがとう」と、必ず添えるようにしたY氏。
たった一言ですが、この日から夫婦の関係に変化が生じました。
少しずつ夫婦の会話が増えてきたのです。
それまでは一方的な言葉の投げかけだったのが、
「ありがとう」と受け止めることで、夫婦の心の距離が縮まったのかもしれません。
次第に妻の表情が明るくなり、子供たちにも、笑顔が多くなってきました。 
もしY氏が、講演の後、「今日は良い話を聞いたぞ。
これから『ありがとう』と言えよ」と家族に押しつけていたら、
どうなっていたでしょう。
会話どころか、家庭の雰囲気はますます暗く、
ギスギスしたものになっていたはずです。
良い話を聞いて、それを実際に実践したところから、家族に変化が生まれました。
そして、父親の言葉一つが、家族を大きく変えることに驚いたY氏でした。
Y氏が赴任した中学校の雰囲気も、薄皮をはがすように変化していきました。
赴任当時は〈どうしたら子供たちが変わるか〉と考えていたY氏ですが、
〈まずわれわれ教師が変わらなければいけない〉と、毎週、職員会議を開くようにしました。また、不登校の生徒の家には、Y氏自ら足を運んで声をかけるようにしました。
ほかの先生も、根気よく生徒の話を聞き、アドバイスを送るようになりました
。翌年、三年生全員が進学や就職を決めて、無事卒業式を迎えることができたのです。
言葉の力は存外に大きいものです。また、発する人の立場によって、
その影響力は変わります。
特に家庭や職場で上の立場の人が発する言葉には、場を一変させるほどの力があります。
プラスの言葉で、家庭や職場を明るくするようにしたいものです。
posted by いさはやせいかつ   at 18:42 | Comment(0) | 名言・格言

2014年04月16日

《高らかな声で》 今週の倫理867号
四月のテーマ 言葉の力

夫婦が暗い顔で向かいあっている。二人ともものをいう元気はない。
物価の値上がりにつれて、商売もおもわしくなく、家計は苦しく、
すべてを語りつくして、なおよい智恵も浮かばないのであった。
妻は帳簿をとじ、ペンも投げだした。夫はやたらにタバコをふかすだけ。
柱時計の音が、物淋しく聞こえるだけである。
そのとき、ガラリと裏の玄関の戸がひらいた。
「ただいま…」と明るい、男の子の声。
近くの学習塾に勉強にいっていた長男が帰ってきたのだ。
夫婦の表情に、さっと喜色が走る。
ふすまがガラリとあき、半ズボンに長靴下の愛くるしい顔がとびこんできて、
コタツにもぐりこむ。
「お父さん、お母さん、いいことあるよ」。
夫婦はさっきまでのふさぎこみはどこへやら、ホッと救われたような笑顔。
「なんなの? ね、なにが、いいことなの」と母親。
子どもはにやにやして、「あのね、先生がいってたよ」
「塾の先生かい? なんだって。早くいいなよ」と父親。
「とてもよくはたらくってさ」
「だれがよく働くんだね」
「お父さんと、お母さんだよ。先生がこの前お店の前を通ったんだってさ。
そしたら、お父さんもお母さんも、とてもよくはたらいてたってさ。
それだけだよ。ほめられたから、いいことじゃない」
 子どもはひやかすように、親の顔をかわるがわる見上げるのだった。
親たちは、愕然としたように顔を見あわせて、心うたれたものを、
たがいに探しあてるような眼ざしをかわすのだった。
「ただいま」という明るい言葉にまず救われ、
「よく働く」とほめられた言葉から〈そうだ、この苦境をきりぬくためには、
けっきょく働きぬく以外に道はないのだ。可愛い、わが子のためにも
よし、これから夫婦心をあわせて働くのだ〉と決意をしたのは、
この晩からだったのである。
そして後に、この夫婦の店はしだいにたち直っていったのである。

 神は人間に言葉を与えた。言葉は生命力のあらわれであり、
心の表現にほかならない。
人や物を悪くいったり、のろったりしていると、そのようになる。そればかりか、
いずれそうした言葉は自分に返ってくる。人をほめたり、
物にたいして愛情のある言葉をかけてやっていると、相手がそのようによくなり、
それらはけっきょく、自分自身に返ってくるようになるのである。
 せっかく仕入れてきた商品にたいして、頭から、
「こんなもん、うれるもんか」などとくさしていると、なかなか売れない。
ところが、「とにかく仕入れてきた品だ。これはこれでよいのだ。
どうかお客さんの役に立っておくれ」と言葉をかけてやっていると、
そのうち売れるようになるのである。

こちらの心の動きは、物いわぬ品物や機械などにもつたわる。
目にこそ見えないけれども、彼らとて耳をすませて聞いている
と思って差しつかえないほどである
posted by いさはやせいかつ   at 17:52 | Comment(0) | 名言・格言

2014年04月09日

松下幸之助 フェイスブック 4/9

志を立てるのに、 老いも若きもない。

そして 志あるところ、 老いも若きも

道は必ず開けるのである。
posted by いさはやせいかつ   at 19:53 | Comment(0) | 名言・格言

2014年04月04日

《成功した時こそ終わりを慎む》
三月のテーマ 謙虚に生きる 今週の倫理866号

日本武尊(ヤマトタケル)の
伝説に、次のようなエピソードがあります。
東の神々を平定するよう命じられた日本武尊は、伊勢に立ち寄り、
叔母ヤマトヒメより神剣「草薙の剣」等を拝受し、遠征に出かけた。
東方の国々の神を平定し、尾張に戻った日本武尊は、己の強さを誇示する。
「伊吹山の神は素手で討ち取る」と草薙の剣を妻に預け、伊吹山に向かった。
ところが道中、毒気にやられ、三重の地にて命を失うこととなる――。
 日本武尊は、神威の象徴である剣を携行して、神の加護を受け東征し、
成果を収めることができました。
しかし、そのことを忘れ、己の力を誇示したい欲望から、
結果として、命を落とすことになりました。
数多くの解釈がある伝説ですが、この話から、
今も昔も人の心は変わらない面があることを教えられます。
私たちは、先祖や両親から徳を受け、周囲から様々な支援をいただいていながら、
成功するとつい自分の力のように勘違いしてしまいます。
感謝の心を忘れ、己の我を通すようになりがちです。
人間力を向上させていく要素はいくつもありますが、
中でも「謙虚さ」は不可欠な態度として挙げられるでしょう。
いかに謙虚な心を保っていけるかは、人間にとって、永遠の課題かもしれません。
*「謙虚」という言葉を辞書で引くと、「控えめでつつましやかなさま。
自分の能力・地位などにおごることなく、素直な態度で人に接するさま」
(『大辞林』)とあります。
また、「謙」という字には、「つつしむ、うやまう」という意があります
(『字通』白川静)。
この「慎む(つつしむ)」ということは、倫理実践の心得でもあります。
倫理運動の創始者・丸山敏雄は、実践における十の要諦として、
その最後に「慎終」を置いています。「終わりを慎む」ことが、
実践の基本であり、成功の要件であるというのです。
物事がうまくいったり、目的や目標を達成すると、
人は得てして気を緩めてしまいがちです。
しかし、本当はまだ完了してはいないのです。
慎終とは、後始末であり、「最後に立派な終止符をポンと打つこと」です。
 整理整頓をする、丁寧に清掃をする、使った道具の手入れをし、機械に油をさす、
パソコンのデータを整理する、会計の収支を明朗にして、反省点があればまとめておく、
お世話になった方へ連絡を兼ねて礼状を書く、挨拶回りをする、
神仏に祈願したなら謹んで奉告する――など、さまざまな後始末があります。
仕事が終わった後、成功した後こそ心を緩めず、感謝を込めて後始末を行ない、
物事にけじめをつけていきましょう。
特に、リーダーから率先垂範して後始末を行なうことから、
職場環境にメリハリが生まれ、次への飛躍へとつながっていくのです。
慎んで終わる「慎終」の実践を積み重ねて、
謙虚な心を日々深めていきたいものです。
posted by いさはやせいかつ   at 13:16 | Comment(0) | 名言・格言

《受けた恩の有難さに気づく》
三月のテーマ 謙虚に生きる 今週の倫理865号

「ようやく出た便を、両手に捧げて泣いている妻の姿をうつろに知った時、
私は起き上がれぬまま、グッと熱いものが胸にこみあげてきて、
両眼から涙がしきりに流れ落ちるのを、どうすることも出来ませんでした」
これは、脳軟化症を患い、排便が出来ずに、生命の危機に見舞われたA氏の言葉です。
その時、氏は六十二歳。妻の愛情がどんなに深く、
有難く尊いものであるかを思い知らされました。
医者も諦めた病を、氏は見事に克服し、八十二歳まで元気に働きました。
「妻は観音様です」という氏の言葉からは、生死の淵に立って知る妻の愛情への感謝と、
謙虚さが伺えます。
また、A氏の体験は、排泄という日々の当たり前のことに対する見方を変えてくれます。
食事と同じように、排泄も尊い生命の営みです。
命を支えてくれる食事に感謝するのと同じように、
トイレでたとえ一瞬でも、その有難さに思いを至らせ、
感謝する気持ちを持ちたいものです。
* 謙虚とは、辞書によれば「控え目で、つつましいこと。
へりくだって、素直に相手の意見などを受け入れること」(『大辞泉』)とあります。
増上慢的な発言や行動は、それだけ他人を不愉快にさせ、
人の善意を傷つけ、社会の調和を乱してしまいます。
また、慎ましさに内包される素直さがなければ、経営者としての学びを得られず、
事業運営上の必要な情報も的確に捉えることが難しくなるでしょう。
「今週の倫理」の今月最初の号(八六二号)には、寄附の話が登場しました。
「寄附をしても自分の名前が出ていないと不愉快に思ったりすることはありはしないか。
その底に他人に誇る気持ちがあるのではないか」と述べられています。
本来寄附は、善意で行なわれるもので、
自分の善行を世に示すためのものではありません。
とはいうものの、つい善を誇りたくなるのが人の常であり、
頭では分かっていても、謙虚さを失ってしまうのが人間でしょう。
A氏のような大苦難に見舞われなくても、日常の中で、
どうすれば謙虚な心持ちを保っていけるか。その鍵は、してもらったことに気づけるかどうか、にあります。
「内観」と呼ばれる心理療法には、両親やお世話になった人との関係の中で、
「自分がしていただいたこと」「して返したこと」「ご迷惑をお掛けしたこと」を
年数を区切って細かく調べる(思い出す)段階があります。
初めのうちは、「して返したこと」ばかりが出てくるのですが、
次第にほかの二つを思い出していくにつれて、治療の効果が上がってくる、
とされています。
自分のしたことを誇りたい気持ちは誰にもありますが、
どれだけ多くの「していただいたこと」に支えられ、
「ご迷惑をお掛けしたこと」を許されて生きてきたのか、
その恩に気づき、有難さをかみ締める時に、
謙虚に生きる道が開かれるのではないでしょうか。

・ ・ ・ ・ ・
 
自分の人生を、「振り返る」 という作業を、続けていきますと
自分だけでなく、自分の 身近な人たちの、
それぞれの、人生が、徐々に ですが、わかってゆき、
怒り、悲しみなどの 感情だったものが
一歩、離れた所から 客観的に、心静かに、観ることが、できる様になります。
posted by いさはやせいかつ   at 09:04 | Comment(0) | 名言・格言