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2014年06月07日

松下幸之助氏 一日一話

6月 7日 部下が偉くみえるか

会社の社長さんで、
「どうもうちの社員はアカンワ。困っとんや」というように、
自分のところの社員を悪く言われる方があります。
ところが、そういう会社は必ずといっていいほどうまくいっていないのです。
反対に「自分の部下はいい人間ばかりで、ほんとうに喜んでいるのだ」
というような方のところは、みな成績も上がり商売もうまくいっています。

そういうことを考えてみますと、
上に立つ人が自分の部下は偉いと思うか、
それともアカンと思うかによって
商売の成否が分かれてくるといってもいいように思います。
そんなところに経営なり人使いの一つのコツとでもいうものが
あるのかもしれません。
posted by いさはやせいかつ   at 19:05 | Comment(0) | 名言・格言

2014年06月06日

日本人って? 徒然に思う事

自分の身の回りに起こる、すべてのできごとを、
一歩離れた所から、また、富士山のてっぺんから見下ろすように
俯瞰的に眺めてみる。 そして、受容してゆく。

日本人は、単一民族 と言われていますが、
もともとの、土着の日本人がいて、そこへ
シベリア、中国、朝鮮半島、東南アジアなどから渡ってきた
多民族の寄り集まりで 構成されています。
島国である上に、鎖国という、永い年月の間に、
日本独特の文化が、創られてきたのですネ。

日本人の、考え方 ・・・
なんでも受け入れて、それを、自分の中で、熟成させていく、
というのは、とても素晴らしいことだと、思います。
posted by いさはやせいかつ   at 16:46 | Comment(0) | 名言・格言

《人の喜びを わが喜びに》
五月のテーマ 人生の岐路 今週の倫理875号

ある人が脱サラをして小売店を開業しました。
一年が経過しましたが、売上げが予想に反して伸び悩んでいます。
〈こんなことなら脱サラするべきじゃなかった〉と悔やまれてなりません。
〈ここはもともと立地が良くない〉
〈バイトの店員の態度が悪いから売れないのだ〉
〈結局、この商売は儲からない。熱心に勧めたあいつが悪い〉と、
つい何かの「せい」にしてしまう心がよぎります。
その気持ちは、日を追うごとに増すばかりです。
嫌々商売を続けるうちに、経営状況はさらに悪化していくのでした。

さて、このように「せい」にしていて、はたして次の一手が生まれるでしょうか。
人は、多かれ少なかれ、他力本願の気持ちはあるものです。
状況さえ整えば自社も良くなる、と思いがちです。
しかしそれでは、自社の好不調も、周囲次第となってしまいます。
日々刻々と社会情況が変化する中、「タナからぼた餅」ではなく、
喜びの仕事を自ら創造していくにはどうすればよいのでしょう。

苦境から脱出する鍵は、「徹底して人を喜ばせることにある」と説いたのは、
倫理研究所・丸山竹秋会長(二代目理事長)でした。
「今日はお客さんをどのくらい喜ばせたであろうか。
数は少なくなったが、また新たに入る見込みもないが、
とにかく現在、いっしょに働いてくれるわが従業員たちを、
今日はどのくらい喜ばせたであろうか。
こうしたことがらを、徹底的に追及しながら、毎日毎日を働きぬいてゆくことです。
そうしておりますと、かならず時がきて、こんどは以前にも増して、
はるかに、りっぱな仕事ができるようになるのです」
(『中小企業の突破口』より)

〈あれが悪い〉〈これでは駄目だ〉と人のせいにしたり、ただ悲観しているより、
「やると決めた以上はやるのだ」と心を決め、
人を喜ばせることをひたすら一所懸命にやる。
人の喜びは、必ずわが喜びとなり、今の仕事への喜びを育ててくれるものです。
住宅建築の会社を経営するT氏は、
休日になると、必ずといっていいほど地域の清掃に打ち込んでいます。
高速道路の真下など、人が来ないような所にも足を運び、
ヘルメットと作業着を着て、四時間ほどゴミを拾います。
「人様の見てないところで、いかに人様のために働けるかと思って清掃しています」
と語るT氏。清掃で日焼けした顔で、ニッコリと笑います。

T氏の奉仕活動は、傍から見れば、〈なぜそこまで?〉とも思える活動です。
しかし、地域のために一身に打ち込んでいるうちに、
人の喜びがわが喜びとなって、仕事へのエネルギーを生み出しています。
喜びの効果が波及するように、直接名指しで、
新規の建築依頼が届くことも多いそうです。

 人生の岐路で迷う時、自らを鼓舞して、
人を喜ばせることを実践の目標に掲げていきましょう。
その喜びの働きこそ、苦境の中で事態を好転させる、
大きな原動力となるはずです。
posted by いさはやせいかつ   at 16:33 | Comment(0) | 名言・格言

2014年06月04日

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西郷隆盛の遺訓 「 敬天愛人 」

  の額を、手作りしました。

稲盛和夫氏が、信条としていらっしゃるそうです。

文字は、ワードでうちまして、

  台紙は、厚紙で作りました。

そして、黒色の額縁は、製本テープを 貼ってみました。

我ながら、良くできたな〜と 思っています。

そうしましたら、取引先の営業マンが、
「鎮西の看板に 書いてありましたヨ。」
一瞬、キリスト教と、西郷隆盛 ? ・・・

確かに、信号の交差点、鎮西学院高校、ウエスレヤン大学への登り口の
看板の、一番上に 掲げてありました。
最近 取り付けられたのでしょうか ?
posted by いさはやせいかつ   at 08:55 | Comment(0) | 名言・格言

2014年05月31日

稲盛和夫氏 今週の言葉

人生には、近道や魔法の絨毯は存在しない。
自分の足で一歩ずつ歩いていかなければならない。
その一歩一歩がいつか信じられない高みにまで、
私たちを運んでくれる。
これが、夢の実現に至る、唯一確実な方法なのだ。
posted by いさはやせいかつ   at 18:55 | Comment(0) | 名言・格言

2014年05月30日

松下幸之助氏一日一語5月30日 叱ってもらえる幸せ 

叱ってくれる人を持つことは大きな幸福である。
叱ってくれ手のないことは寂しいことである。
どんな人でも、より多く叱ってもらうことにより、
進歩向上が得られるのだ。

叱られて反感を持ち、不愉快な態度を示すことは、
再び叱ってもらえる機会を失うとともに 
自己の進歩はもうそれで行き詰まりとなる。
叱ってもらうことは自己向上の一大資料であることを感じて、
これを受け入れてこそ、そこに効果が生まれるのである。

修業途中にある諸君は、叱ってもらうことの尊さを知り、
叱られることに 大いなる歓びを感じる境地に到達しなければならない
と思うのである。

  ・ ・ ・ ・ ・ 

本当に そのとうり ですね。
posted by いさはやせいかつ   at 20:54 | Comment(0) | 名言・格言

2014年05月24日

《消極的か 積極的か?》五月のテーマ 人生の岐路 今週の倫理873号

塗装会社に勤務するNさん。
現在は第一線で活躍していますが、入社一年目の時に、岐路に立たされました。
入社当初は〈お客様の笑顔のために精一杯働こう〉と希望に燃えていましたが、
半年も経つと、不満が出てきたのです。
 先輩と一緒に現場に出ても、塗装前の下地処理しかさせてもらえません。
事務所内でも塗料の発注くらいしか役目が与えられず、
毎日地味な作業ばかりでした。

頑張っても報われない日が続き、 次第に情熱も薄らいできました。
一年が経つ頃には、〈自分はこの会社に向いていないのではないか〉〈
転職したほうが良いのではないか〉と、悩むようになりました。
そんな時、塗料の発注ミスをしてしまったのです。

 Nさんが頼むはずだったのは特殊な塗料でした。
結局、納期に間に合わず、工事は延期になってしまいました。
上司と共に関係各所にお詫びをしながら、ふとNさんが上司から
言われたのが次の言葉です。

「塗装工事で一番大切なのは下地処理なんだ。目に見えなくても、
下地処理が適切にされていないと、綺麗に仕上がらない。
大切なことは目に見えないんだよ」

ゆっくりと、諭すように話す上司の言葉に、
Nさんは目が覚めるような思いがしました。
手間がかかり、目立たない下地処理が、実は重要な仕事だったのです。
ベテランの職人なら誰でも知っている塗装の基本が、
新人のNさんには新鮮でした。
 
〈もう一度頑張ろう〉と思ったNさんは、その後、積極的に働くようになりました。
下地処理だけではなく、面倒な事務処理も、自分なりに工夫して、
良い方法を見つけて取り組むようになりました。 
いつしか転職を考えたことも忘れ、数年後には、
現場を任されるまでに成長したのです。

*同じ会社で、同じ仕事をしていながら、
Nさんの働きに、なぜこれほど違いが生じたのでしょう。
ポイントは、心の状態です。

ミスをするまでのNさんは、入社当初の気持ちを忘れ、
〈この仕事は向いていない〉〈どうせやめるんだから〉
と消極的な心で仕事をしていました。
その後、先輩の助言のお陰で仕事にやりがいを見い出せるようになり、
仕事の成果もぐんぐん上がりました。

消極的か、積極的か――。
この心の状態は、人生の岐路での選択にも大きな影響を及ぼします。
転職をやめて会社に残る場合も、
〈他に行くところもないし…〉と仕方なく残るのと、
〈この仕事を頑張ろう〉と積極的に残るのでは、
仕事の成果も、人生の行方さえも大きく変わるでしょう。
受験や就職、転職、独立、結婚など、人は誰でも分岐点に出合います。
人生を左右する岐路では悩みも深まるものですが、
何かを選ぶなら、前向きに決意したいものです。
積極的な心で選択した時にこそ、苦しくても、喜びに満ちた人生が待っているからです。
posted by いさはやせいかつ   at 08:50 | Comment(0) | 名言・格言

稲盛和夫氏 今週の言葉

 人生とは、

 自分自身が脚本を書き、主役を演じるドラマだ。

 どのようなドラマを描くかは自分次第であり、

 心や考え方を高めることによって

 運命を変えることができる。


このブログの左側 おすすめサイトをご覧ください。
posted by いさはやせいかつ   at 08:25 | Comment(0) | 名言・格言

2014年05月23日

松下幸之助氏一日一話 5月23日 社長は心配役

社長というものは、従業員が1万人いれば1万人の心配を背負っていくものです。
ですから、心配で夜も眠れないというときもあります。
眠れないからつらい、苦しい。
しかし、そのように心配するのが社長の仕事なのです。
そのために死んでも、それは早く言えば名誉の戦死ではないか、
そう考えるところに社長としての生きがいも生まれてきます。

社長が心配しないでのんびりやれる会社などあり得ない。
眠れなかったり、煩悶したりしている姿こそ社長の姿で、
そこに社長としての生きがいがある。
そういう考え方に立つことが、
激動の時代である今日の経営者には求められているのではないでしょうか。

  ・ ・ ・ ・ ・
 
最近は、稲盛和夫氏と中村天風氏の肉声に こっていますが、
今日は、久しぶりに、「松下幸之助一日一話」を開いてみました。
「おすすめサイト」をご覧ください。
 
大企業であっても、小さな小売店であっても、トップに共通することは
最終決断を下さなければならない ということですネ。
posted by いさはやせいかつ   at 10:43 | Comment(0) | 名言・格言

2014年05月20日

《経営のタテ軸を道標に進む》五月のテーマ 人生の岐路 今週の倫理872号

人間は、一日の中で約二万回の選択をしているといわれています。
朝、目が覚めて「起きるか、起きないか」の選択からスタートし、
「何を着ていくか」「朝食を食べるかどうか」など、数えるときりがありません。
また、無意識のレベルでも、五感によって
外界の状況をさまざまに取捨選択しているようです。
「目や耳は見たいものだけを見て、聞きたいものだけを聞いている」
という「知覚の選択性」という働きも考慮すると、
取捨選択の回数はさらに増えるでしょう。

日々の軽微な選択だけでなく、
時には人生を左右する選択をしなければならない場面もあります。
岐路に立たされた時、人は何を基準に進む道を選ぶのか。
Y氏の場合は「難きを選べ」という言葉を座右の銘としています。
「事が大変になった時、簡単で安易な道を選ぶと
一時的に楽にはなるけれども、長い目で見ると結果としてプラスにならない。
道行きに迷った時は、厳しい方向に向かったほうがいい」と、
Y氏は語ります。

『論語』にも、「仁者は難きを先にして獲ることを後にす」
(教養のある人は、困難、問題を先にして行ない、得になるような事は後にする)
と、同じような教訓が残されています。
経営者や組織の責任者もまた、選択の連続です。
時には会社の命運を左右する選択もあるでしょう。
一つの決断が大きな責任を伴う場合も少なくありません。

経営においては何を選択の基準にしたらよいでしょうか。
倫理経営においては、経営の「経」をタテ軸、「営」をヨコ軸と捉えて、
容易に変えない、動かない「経」のタテ軸を拠り所とすることが大切だと考えています。
「タテ軸とは『道』とか『理』、
すなわち時代が変わっても変わらない原理・原則、
あるいは経営の理念や基本方針を指す。
迷って方向を失ったときにはすぐさま戻るべき、経営の原点でもある」
(『倫理経営のすすめ』丸山敏秋著)

経営においては、芯となるしっかりとした縦軸がなければ、
問題が起きるたびに右往左往してしまいます。
また、岐路(苦難)に遭遇した時には、明朗な心境でこれを受け止め、
ぶれない縦軸をしっかりと自覚して、
自信を持って選択した道を押し進むことが大切であるとも説いています。

「光明と暗黒の岐路に立った時、毅然として光明の面に向き直って、
ひた押しに押し進む。
また岐れ路に立った時、これをくり返す」(『人類の朝光』丸山敏雄著)
たとえ苦難に直面しても明るく朗らかな心境で前進し続けることで、
やがて確固たる判断基準が心の中に打ちたてられ、
信念に基づいた強い突破力が培われていくものです。

それらを磨き高めていくのが、気づいたらすぐ行動に移す「即行」の実践です。
まずは、朝目が覚めたらグズグズせずに、パッと起きる実践から始めましょう。
朝一番のその選択が、より充実した一日を作り上げるのです。
posted by いさはやせいかつ   at 18:55 | Comment(0) | 名言・格言